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南天の朱

寒波来てきらきら積もる結晶がきみとぼくとの傷をおおえり

凍て返る絆はどこにあるのだろう窓を開けばかわらぬ蒼穹が
ドラゴンが吉か凶かと危ぶめば鬼門に備え南天の朱よ
余寒ありストーブを焚き籠るぼく届け(届かない)ぼくのヒコーキ
凍てが融け怨み辛みも解けてゆく南の空へ飛べ、あなたへと
                         『富山県歌人』(第55号)

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